シアリスの処方について
シアリス(有効成分:タダラフィル)は、日本では2007年に発売されたED(勃起不全)治療薬です。
このお薬の最大の魅力は、なんといっても最大36時間という長い効果持続時間です。一度服用すれば、週末を通して効果が期待できることから「ウィークエンドピル」という愛称で呼ばれることもあります。服用タイミングを気にするプレッシャーから解放され、パートナーと自然でゆったりとした時間を過ごしたい方に最適なED治療薬です。
また、食事の影響をほとんど受けないことや、ほてりや頭痛といった副作用が比較的マイルドであることから人気が高く、世界中で多くの方に選ばれています。
勃起の硬さは、ガチガチになるというよりは、ご自身の性的な興奮に応じて高まる自然な硬さが特徴です。一方で、効果が現れるまでに少し時間がかかるため、計画的な服用が必要となります。
シアリス(タダラフィル)はこんな方におすすめです
シアリス(タダラフィル)は、そのユニークな特徴から、以下のようなご希望をお持ちの方に特に適しています。
-
週末など、時間に縛られずリラックスして過ごしたい方
-
パートナーに服用のタイミングを知られたくない、自然な雰囲気で臨みたい方
-
他のED治療薬で副作用(特にほてりや頭痛)が気になった経験のある方
-
ED治療薬を初めて試すので、副作用がマイルドなものから始めたい方
-
食事の時間を気にせずにED治療薬を服用したい方
シアリス(タダラフィル)の3つの特徴
1. 最大36時間の長い効果持続時間
一度の服用で最大36時間、効果が持続する可能性があります。この時間内であれば、性的な興奮があった際にいつでも自然な勃起がサポートされます。焦りやプレッシャーを感じることなく、ご自身のタイミングで性行為に臨むことができます。
2. 食事の影響を受けにくい
バイアグラやレビトラと異なり、食事の影響をほとんど受けません。お食事の時間を気にすることなく服用できるため、デートや旅行中のロマンチックなディナーも心ゆくまで楽しめます。
3. 副作用が比較的マイルド
血管を拡張させる作用が緩やかであるため、ED治療薬に特徴的な副作用である「顔のほてり」や「頭痛」などが起こりにくいとされています。副作用が心配な方や、他のお薬で副作用が強く出てしまった方にもお試しいただきやすいお薬です。
| 勃起強度 | 持続時間 | 即効性 |
|---|---|---|
| ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
服用方法と注意点
お薬の効果を最大限に引き出し、安全にご使用いただくために、以下の点をお守りください。
-
服用タイミング 性行為の約2〜3時間前に、水またはぬるま湯で1錠服用してください。効果発現までには個人差がありますが、少し時間に余裕を持った服用がおすすめです。
-
服用間隔 服用は1日1回までとし、次の服用までは必ず24時間以上空けることが好ましいです。
-
併用してはいけないお薬(併用禁忌薬) 以下の薬を服用中の方は、シアリス(タダラフィル)を服用できません。血圧が危険なレベルまで下がり、命に関わる可能性があります。常用薬がある方は、必ず診察時に医師にお伝えください。
-
硝酸薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、亜硝酸アミルなど)・・狭心症の発作治療薬など
-
sGC刺激薬(リオシグアト/アデムパス)・・肺高血圧症の治療薬
-
-
その他 過度の飲酒は、神経の働きを鈍らせ、薬の効果を弱めてしまう可能性があります。控えめでお願いします。
副作用について
シアリス(タダラフィル)は副作用が比較的マイルドなお薬ですが、以下のような症状が現れることがあります。多くは一時的で、時間とともに軽快します。
-
主な副作用と発現率
-
頭痛:11.3%
-
潮紅(顔のほてり):3.5%
-
消化不良
-
背部痛、筋肉痛、四肢痛:5%
-
頭痛や筋肉痛といった副作用は、シアリス(タダラフィル)に特徴的な症状です。痛みが気になる場合は、市販の鎮痛剤(ロキソニンなど)を併用することも可能です。ご不安な点は医師にご相談ください。
| 成分 | タダラフィル |
|---|---|
| 服用方法 | 性行為約2時間前に内服 (食事の制限なし) |
| 副作用 | 頭痛 11.3% 背部痛 5% ほてり 3.50% 等 |
| 併用禁忌薬 | 硝酸薬(ニトログリセリンなど) sGC刺激約(アデンパスなど) |
| 価格 | シアリス20mg 1800円 タダラフィル10mg 1200円- タダラフィル20mg 1400円- |
参考文献:シアリス・インタビューフォーム,2017 年 5 月改訂第 7 版
Kloner RA, Jackson G, Hutter AM, Mittleman MA, Chan M, Warner MR, Costigan TM, Vail GM. Cardiovasucular safety update of tadalafil: retrospective analysis of data from placebo-controlled and open-label clinical trials of tadalafil with as needed, three times-per-week or once-a-day dosing. Am J Cardiol 2006; 97: 1778 –1784
院長より
シアリス(タダラフィル)は、「持続力」と「安定感」に優れたお薬です。効果は24〜36時間と長く、時間のプレッシャーから解放され、自然なタイミングで親密な時間を迎えられる——その“余裕”こそが、パートナーとの関係に安心感と自信を与えてくれます。食事の影響を受けにくく(極端に脂っこい食事は控えめに)、日常のリズムに取り入れやすい点も大きな魅力です。
一方で、どんな良い薬でも“相性”があります。頭痛・ほてり・鼻づまりなどの軽い副作用が出ることもあり、持病や内服薬(とくに硝酸薬など)との兼ね合いには注意が必要です。体質や健康状態、使いたいシチュエーションに合った用量・使い方を選ぶことが、満足度を大きく左右します。
当院では、あなたのライフスタイルやご希望を丁寧に伺い、バイアグラ・レビトラを含む選択肢の中から「本当に最適な一錠」を一緒に選びます。初めての方も少量から試せるよう配慮し、必要があればお薬の切り替えや併用上の注意点まで、分かりやすくご説明します。
インターネット上には様々な情報や安価な海外製品が流通していますが、健康を守るためにも、必ず信頼できる医療機関で国内正規品の処方を受けてください。あなたと大切な人との時間が、より安心で豊かなものになるよう、私たちが伴走します。
